【教師としての流儀】不登校の子に効く、勉強より優先する「雑談力」
- u1901u
- 10月19日
- 読了時間: 2分
こんにちは♪
個別指導対応!静岡市の家庭教師スピカの佐藤です。
不登校からの再スタート:人としての信頼から始まった授業
今回ご紹介するのは、不登校だった生徒さんのお母さまからいただいた感想です。お子さまは、学校の先生や友達との関係が合わず、しばらく登校が難しい時期がありました。
高校は「静岡中央高校」への進学を希望。「入学後に困らないように」と、中学3年生の夏から家庭教師の授業をスタートしました。

最初は“話し方や距離感”に悩みました
最初の面談では、私自身も「どう接すればいいかな」と少し悩みました。
無理に勉強の話をしても緊張させてしまうかもしれないし、かといって距離をとりすぎると、心が開かれないかもしれない。
結局のところ、“先生と生徒”というより、人対人として話すことにしました。
📘きっかけは、趣味の話から
授業の前後で、さらっと趣味の話や「行ってみたい場所」の話をしたりしているうちに、意外な共通点が見つかりました。
それは、**「明治時代の文豪が好き」**ということ。
その話をきっかけに、文学や作品の世界観の話で盛り上がり、だんだんと自然に心を開いてくれるようになりました。
🌈高校進学への不安も、“会話”の中で軽くなる
静岡中央高校には、将来女優や大道芸人を目指す子、60代で再チャレンジしている同級生など、さまざまな背景を持つ生徒がいます。
そんな話を授業中にしているうちに、「中央って、いろんな人がいて楽しそうだね」と笑顔が見られるようになりました。
💬保護者さまからのメッセージ
「学校では話せなかったけれど、佐藤先生とは自然に話ができて安心しました。授業が楽しそうで、少しずつ前を向けるようになっています。」

🌻まとめ:人と人として関わることから始まる学び
不登校の子のサポートは、勉強よりもまず“心の安心”から。一歩踏み出すきっかけは、教科書ではなく「対話」から生まれます。
私はこれからも、さっぱりと、でもあたたかく寄り添う先生でありたいと思っています。





