夏休み明け、中学3年生には2つの大きなテストが用意されています。
一つは定期テスト、もう一つは学力調査テストです。
テストを同時に向かえるに辺り、「どちらのテスト勉強をするべきなの?復習は1年生まで遡って行うべき?」と悩まれるご家庭が多いかと思います。まず答えとしては「定期テスト」を重視してください。

受験を行うに辺り、何よりも力を注ぐことは「内申点」を基準値に引きあげる事。
その為には、評価対象になる「定期テスト」で点数を稼いでください。学調テストは内申点の評価に入りません。
「学調テスト対策はやらなくて本当に大丈夫なの?」
「受験生なら両方のテスト対策をやるべきなのでは?」
と思われてしまうかもしれません。
もちろん、両方やれるならぜひともやって頂きたいです。
ですが、
夏休み期間で2年間分×5教科をやり切るには、各教科の基礎ができていないと難しいのが現実かと思います。
(基礎学力の指標は、定期テストで平均点が取れているか否かで判断できます。)
夏休みの時期は、定期テストの勉強8割、学調対策を2割位の割合で学習するのがベストだと思います。
「それだと受験対策にならないのでは?」と思われてしまうかもしれませんが、大丈夫です。
3年生の学習内容も入試に出るので、定期テストの勉強はイコール入試の勉強にもつながります。
あと、「夏休み時期の学調対策って何をしたら良いの?」とお悩みの方への回答としては、「1年、2年生の内容をにやる事をおススメします。」と伝えております。
3年生の時期に1年生の内容をやる事に対し、不安を覚えられるかもしれませんが、学調の問題は1年、2年生の内容が半分以上占めている為、十分テスト対策になりえます。