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受験生なのに中学英語がサッパリ?「まさかの中1レベル」から始める逆転合格戦略!

  • u1901u
  • 2023年12月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月11日



親御さまからのご相談

・受験生なのに、中学1年生の内容が理解できていない…

どうしたらよいですか?

中学3年生ですが、英語のテストが10点を切ってしまいました。

本人曰く、「学校の授業は全然わからない。」との事でした。


塾に通わせていたのに、どうしたらよいのか。そんな状況なので、もう家庭教師の先生につきっきりでおしえてもらうしかないのでは…。と思います。

今から、もう受験まで3か月ほどしかないのですが、どうにかなるでしょうか?



ご回答させていただきます。


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中学3年生で英語のテストが10点を切ってしまったとのこと、大変ご心配されていることと思います。


塾に通わせていたのに状況が変わらないと、不安な気持ちになりますよね。しかし、まだ諦める必要はありません。残り3ヶ月という限られた時間でも、対策次第で点数アップは十分に可能です。





なぜ中学1年生の内容が重要なのか


ご推察の通り、その点数ですと中学1年生で習う基礎的な英文法が理解できていない可能性が高いです。英語は積み重ねの科目なので、最初の土台ができていないと、その上に築かれる2年生、3年生の内容も理解できません。



特に以下のポイントを、お子様と一緒に確認することをおすすめします。

  • be動詞と一般動詞の区別と使い方: 英語の最も基本的な骨格となる部分です。

  • 代名詞の種類と変化: 主格、目的格、所有格など、正しく使えるかを確認しましょう。

  • 基本的な肯定文・否定文・疑問文の作り方: これらが理解できていないと、簡単な文章も組み立てられません。



これらの基礎が固まったら、徐々に範囲を広げて「助動詞」「前置詞」「疑問詞(who, what, where, when, why, howなど)」といった、中学校で習う基本的な文法事項を順に確認していきましょう。



英語の苦手は「国語」が原因かも?


意外に思われるかもしれませんが、英語が伸び悩む生徒さんの中には、国語が苦手な場合が少なくありません。特に、「主語」「動詞」「目的語」といった品詞の区別や、文の構造を理解する力が不足していると、英語の文法を理解する上でつまずきやすくなります。お子様と一緒に、日本語の文でも「これは主語、これは動詞」と意識して考える練習をしてみるのも良いでしょう。




残り3ヶ月でできること


受験まで3ヶ月という時間は、3年間の英語を完璧にするには確かに厳しいかもしれません。しかし、ポイントを絞って集中的に取り組むことで、大幅な点数アップを見込むことは可能です。


  1. 基礎の徹底: まずは中学1年生レベルの文法を徹底的に復習し、確実に定着させることが最優先です。薄い基礎問題集を何度も繰り返すのが効果的です。


  2. 毎日英語に触れる: 短時間でも良いので、毎日英語に触れる習慣をつけましょう。単語を覚える、簡単な英文を読む、問題を解くなど、継続が力になります。


  3. 弱点克服に特化: 苦手な文法単元を特定し、そこを集中的に学習します。家庭教師の先生についてもらうのも有効な手段ですが、まずは何をどこまでやるか、お子様の現状に合わせた計画を立てることが重要です。



今からでも、適切な学習計画と継続的な努力で、点数アップは十分に目指せます。お子様と一緒に、できることから一歩ずつ取り組んでいきましょう。



 
 
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