🔬 中1理科:「有機物」「無機物」ってなに?🤔 燃やしてわかる違い!
- u1901u
- 8 時間前
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こんにちは♪
個別指導対応!静岡市の家庭教師スピカの佐藤です。
「有機物(ゆうきぶつ)」と「無機物(むきぶつ)」という言葉、授業で聞いたけど「いまいちピンとこないな...」と感じる生徒さんは多いんじゃないでしょうか?
実はこれ、日常にあるものをイメージすると、スッと頭に入ってくるんです!✨
🪵 有機物ってどんな物質?
有機物を一言でいうと**「生き物がつくる物質」**です。
もともとは、動物や植物など、生き物の体をつくっていたり、生き物がつくったりしたものなんです。
🔑 有機物のヒントは「燃やしたとき」!
有機物の最大のヒントは、**「燃やすと炭(すみ)になる(黒く焦げる)」**という性質です。
有機物の例 | 燃やしたら... |
木、紙 | 🔥 燃やしたら炭が残る |
砂糖 | 🔥 スプーンで熱すると黒く焦げる(炭になる) |
プラスチック | 🔥 燃える |
これらのように、燃やしたり熱したりしたときに黒い炭や焦げが残る物質、それが有機物なんです。💡
🪨 無機物ってどんな物質?
一方、無機物は**「生き物がつくったものではない物質」**です。
自然界にある鉱物や金属、石などがこの仲間です。
🔑 無機物のヒントは「変わらないこと」!
無機物は、有機物のように燃やしても黒い炭にはなりません。
無機物の例 | 熱したり燃やしたりしたら... |
鉄、アルミ(金属) | 🔥 燃えない(溶けることはある) |
ガラス、石 | 🔥 熱しても炭にならない |
水、食塩 | 🔥 燃えない |
つまり、「燃やしたり熱したりしても黒く焦げないもの」が無機物だと覚えておきましょう。
💡 覚え方の超カンタンなコツ!
この2つの違いをパッと区別するための必殺ワザは、**「燃やした後の姿」**をイメージすること!
物質の種類 | 燃やしたら... | 覚え方のキーワード |
有機物 | 🔥 炭になる(黒く焦げる) | 「炭」がキーワード! |
無機物 | 🔥 変わらない(炭にならない) | 「変化しない」がキーワード! |
学校の授業では“言葉”として暗記しがちですが、身の回りの木、紙、石、金属などを思い浮かべながら、**「これは燃えたらどうなるかな?」**と考えてみると、理解がぐっと深まりますよ!😊
🧪 もう一歩踏み込んで!燃えるときの化学
なぜ有機物だけが炭になったり、燃えたりするのでしょう?化学式の視点から見てみると、さらにスッキリ理解できます!
1. 有機物の主成分は「C」(炭素)
有機物(木、砂糖、紙など)の最も重要な成分は**炭素(C)**です。
物質 | 化学記号 |
炭素 | C |
酸素 | O |
2. 燃焼 → 二酸化炭素(CO2)の発生
「燃える」という現象は、空気中の酸素(O)が、燃えている物質(主に炭素 C)と**くっつく(化合する)**ことです。
このとき、**炭素(C)と酸素(O)**がくっついて、**二酸化炭素(CO2)**が発生します。
C (炭素)+O2 (酸素)→CO2 (二酸化炭素)
「有機物 → C(炭素)を含む → 燃えると CO2 が出る」という流れで覚えると、知識が線で繋がります。
3. 【⚠️注意】燃えた空気を吸うと体調が悪くなるのは?
有機物を燃やすと二酸化炭素が発生しますが、酸素が足りない場所で燃焼が起きると、体に有害な**一酸化炭素(CO)**も発生します。
🔥 燃えた後の空気を吸うと体調が悪くなるのは、この二酸化炭素や一酸化炭素を吸い込むためです。換気はとても大切ですね!
📝 まとめ:
🔥 燃えると炭になるものは有機物(生き物がつくる)。
💎 燃えても変わらないものは無機物(自然の鉱物など)。
この感覚をバッチリつかんで、理科の勉強をもっと楽しんでくださいね!