「長文ムリ!」な君へ。英語がスラスラ読めるようになる「本当の理由」
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- 7月3日
- 読了時間: 3分
更新日:7月6日
こんにちは♪
個別指導対応!静岡市の家庭教師スピカの佐藤です。
「単語も文法もやったのに、長文はさっぱり…」と感じる中学生はいませんか?
実はそれ、勉強不足ではなく、“英文の読み方”の土台ができていないからかも。
安心してください。これは誰もがぶつかる壁です。
今回は、英語長文が読めるようになるための3つの力と、明日からできる具体的なアクションをお伝えします!

なぜ読めない?3つの「足りない力」
長文が苦手な人には、共通点があります。それは、次の3つの力が足りないこと。
語彙を「意味とセットで覚える」力
単語帳をただこなすだけでは、本当に使える英語にはなりません。大切なのは、単語の意味だけでなく、「どんな文で、どのように使われるか」をセットで覚えることです。
例えば、
"play" という単語を考えてみましょう。
「遊ぶ」という意味は知っていますよね。
"I play with my dog." (私は犬と遊びます。)
でも、こんな使い方もできます。
"I play soccer." (私はサッカーをします。)
"I play the piano." (私はピアノを弾きます。)
このように、"play" は「遊ぶ」以外にも、「スポーツをする」や「楽器を演奏する」といった意味でも使われます。単語一つひとつを、実際の文の中でどのように使われているか意識して覚えることで、長文がずっと読みやすくなりますよ。
構文を「意味のかたまり」で読む力
英語は、日本語と読む順番が違いますよね。ここでつまずいてしまう人もいるかも
しれません。
例えば、次の文を見てみましょう。
My friend who likes cats is good at drawing.
(猫が好きな私の友達は、絵を描くのが得意です。)
この文を、単語一つひとつで「My」「friend」「who」「likes」…と読んでしまうと、途中で意味がわからなくなってしまいがちです。
でも、正しい読み方はこうです。
My friend who likes cats(猫が好きな私の友達は)という主語の大きなかたまり
is(〜です)
good at drawing.(絵を描くのが得意)
このように、意味のまとまりごとに区切って読むクセをつけると、読解のスピードも理解度もぐっと上がりますよ。まるでパズルのピースを合わせるように、文全体の意味が見えてくるはずです。
継続的に「量」をこなす力
一番シンプルだけど、一番難しいのがこれ。英語はスポーツと同じで、毎日の練習が必須です。まずは「1日1文、意味を確認しながら訳してみる」ことから始めてみましょう。2ヶ月後には「あれ、スラスラ読めるかも?」と実感できるはず!
「読める」ようになるだけで世界が変わる!
以前、「単語を調べても意味が掴めない」「文法はできるのに長文は手が出ない」という生徒がいました。彼と一緒に「文節の切り方」と「訳す順番」を徹底的に練習したんです。最初は苦痛そうでしたが、2ヶ月後には教科書が読めるようになり、3ヶ月後の模試では35点以上アップ!高校に入ってからも英語で困ることはなく、「英語が得意科目になった!」と笑顔で話してくれました。
明日からできる!3つの読解力アップ習慣
✅ 1日1文、構文にスラッシュを入れて精読
→ 主語・動詞・目的語など「意味のかたまり」を意識。
✅ その文を意味を意識しながら10回音読 → 声に出すと記憶に残りやすい!
✅ 新出単語は「意味+文の中での使い方」で覚える → 単語帳だけでなく、実際の文脈で定着させよう。
「正しい努力」をすれば、読解力は必ず伸びます。英語が読めるようになると、ニュースを読んだり、好きなアイドルの歌詞を理解したり、友達の輪が世界に広がったりと、あなたの世界は無限に広がります。
さあ、一歩踏み出してみませんか?