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【中3】二学期に成績が下がる子の特徴と理由、そして親ができること

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  • 7月2日
  • 読了時間: 3分

こんにちは♪

個別指導対応!静岡市の家庭教師スピカの佐藤です。


中学3年生の二学期は、多くの生徒にとって成績が下がりやすい時期です。なぜこの時期に成績が落ちてしまうのか、その主な特徴と理由、そしてもしお子さんの成績が下がってしまった場合の対処法についてまとめました。


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なぜ中3の二学期に成績が下がるのか?

中3の二学期は、テストの難易度や学習量の増加、学力対策による前学年の見直し、さまざまな要因が重なり、成績が下がりやすくなります。



1. 難易度の高い単元が目白押し

この時期の授業内容は、

特に英語(関係代名詞)、数学(相似・円周角)、**理科(物理やイオン式など)**といった、各教科の最難関単元が集中しています。

これらの単元は、単に覚えるだけでなく、深い思考力や理解力、さらには前学年の知識も求められるため、戸惑う生徒も少なくありません。



2. 膨大な学習量に追われる

高校受験を控える中3の二学期は、学習範囲が非常に広くなります。

主要5教科の対策に加え、**副教科(実技教科)**の対策も必要になるため、生徒にかかる負担はかなりのもの。短期間で多くの情報を効率的に処理する能力が求められるため、キャパオーバーになってしまう子もいます。



3. 「地頭の良い子」の追い上げ

部活を終え、夏休みから本格的に受験モードで勉強に励んでいる生徒や、「やればできるのにサボっていた子」が本領を発揮し始めることも。彼らが追い上げてくることで、これまで上位だった生徒の順位が入れ替わる、といった現象も珍しくありません。



4. テストの連続で対策時間が不足

定期テスト、学力調査テストと、この時期は立て続けにテストが実施されます。特に学力調査テストの対策に時間を取られ、定期テストの対策が手薄になってしまうケースも多く見られます。




もし成績が下がってしまったら?親ができる対処法

お子さんの成績が下がってしまった時、親としては焦ってしまうものですが、冷静に対応することが大切です。



1. 焦らず「小テスト」で勝負

定期テストの結果が悪くても、すぐに悲観的にならないでください。内申点は、定期テストだけでなく小テストも考慮されることが多いです。もし定期テストで点が取れなくても、まずは日々の小テストで確実に点を取ることを目標にするのも一つの手です。



2. 担任の先生に相談してみる

もし定期テストで良い結果が出せなかった場合でも、授業態度や提出物で内申点を上げてもらえる可能性があります。勇気を出して、担任の先生に「何から頑張れば内申点を上げられますか?」と直接相談してみるのも一つの手です。



3. 高校後の進路先で勝負する

中学での成績が全てではありません。

もしお子さんが平均以上の学力を持っているのであれば、高校に入ってからの努力次第で、大学や専門学校の受験で挽回は十分に可能です。お子さんの特性や将来の目標を見据え、本人に合った高校を受験するのも一つの選択肢です。


中学の成績にこだわりすぎず、もっと先の目標を見据えることも大切です。



4. お子さんの「現実」を受け入れる

人によって得意・不得意な分野は様々です。無理に「もっとできるはず」と追い詰めるのではなく、お子さんの特性や能力を理解し、その可能性に合った進路を一緒に探していく姿勢が重要です。



5. 完璧を目指さないで

お子さんの勉強が苦手な場合、完璧を目指すのではなく、まずは基礎学力を身につけることを現実的な目標にしてみましょう。

また、勉強以外のお子さんの強みを見つけて伸ばしてあげることも非常に大切です。












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