【塾長が解説】高校受験を見据え、小学生のうちに家庭でできることリスト
- u1901u
- 6月30日
- 読了時間: 3分
更新日:7月2日
こんにちは♪
個別指導対応!静岡市の家庭教師スピカの佐藤です。
「我が子に中学受験はさせず、高校受験の道を選ばせたい」と考えている親御さんにとって、小学生のうちに何をしておくべきか、気になることはたくさんありますよね。
今回は、長年教育現場に携わってきた私の視点から、高校受験に向けて小学生のうちに家庭で身につけておきたいことを解説します。正直、「これができていれば、高校受験がずっと楽になるのに…」と感じる点は少なくありません。ぜひ参考にしてみてください。

勉強面:地盤を固める基礎力養成!
高校受験を有利に進めるためには、小学生のうちに「確かな基礎力」を身につけておくことが何よりも重要です。
1. とにかく「計算力」を身につけさせる
計算力は、算数・数学だけでなく、理科など他の教科の学習においても土台となる非常に重要な能力です。単に速く計算できるだけでなく、正確さも求められます。
かつて、ある生徒が語ってくれた言葉に、私は深く共感しました。
「そろばんで身についた計算力が、中学受験や大学受験の解決力を支えたことは間違いありません。また、そろばんは型が大事です。基本の型を教えてもらったことで、何か新しいことを習得するには基本をしっかり学ぶことが大事だと学びました。」
この生徒が言うように、受験に直接そろばんを使うわけではありませんが、「計算で困らなかった」「計算がすごく楽だった」という話はよく聞きます。中学受験だけでなく、高校受験にも役立ったという声も少なくありません。
計算力だけでなく、集中力や忍耐力も育むそろばん学習は、今の時代にこそ注目すべき学習方法だと感じています。計算はあらゆる学習の**「基本の型」**であり、ここを徹底して身につけることが、後々の学習効率を大きく左右します。
2. 「読解力・作文力」の向上
すべての科目の土台となるのが、論理力や国語力です。特に「作文力」は、自分の考えを整理し、的確に表現する力を養います。
実際、私は多くの生徒を見てきましたが、数学・英語・理科・社会の点数が低くても、国語の点数だけが高い生徒は、指導開始後の点数の伸びが非常に早い傾向にあります。この力が飛躍的に高まると、他の科目まで伸びていくことを実感してきました。読書感想文や日記、短い文章を書く習慣をつけるなど、家庭でもできることはたくさんあります。
もちろん、専門的な指導を受けたい場合は作文専門の塾に通うのも一つの手です。
まとめ:小学生におすすめの習い事
これは私の持論ですが、小学生のうちは一般的な学習塾に通う必要はないと考えています。それよりも、将来の学習や生活の土台となる力を養える習い事を選ぶことが大切です。
私がお子さんにおすすめする習い事は、以下の3つです。
そろばん塾: 計算の基礎を徹底的に身につけられます。これは数学だけでなく、論理的思考力や集中力にも繋がります。
作文塾: 文章読解力の構築と表現力を養えます。これは国語力だけでなく、あらゆる科目の問題文を理解する力や、自分の考えを伝える力にも直結します。
何かしらのスポーツ: スポーツを通じて、協力する姿勢や敬語の使い方、上下関係など、社会で生きていく上で必要なコミュニケーション能力や礼儀を自然と学ぶことができます。
この3つの力が小学生のうちに身につけば、中学、高校に上がった時、学習面でも日常生活面でも、お子さんの負担は格段に軽くなり、自信を持って学校生活を送れるようになるでしょう。
お子さんの「できた!」を増やすために、ぜひこれらの視点も取り入れてみてくださいね。