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勉強がもたらす「知識」を超えた3つの力

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  • 4月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月4日


こんにちは♪

個別指導対応!静岡市の家庭教師スピカの佐藤です。

いよいよ7月に入り、受験の夏が始まりますね


子供の頃に「こんな公式、将来使わない」と感じた経験は、多くの人が共感するのではないでしょうか。

確かに、学校で学ぶ知識がそのまま日常生活で役立つ場面は少ないかもしれません。しかし、だからといって勉強が無駄だというのは大きな誤解です。なぜなら、勉強は単なる「知識」の習得にとどまらず、人生を豊かにする上で不可欠な3つの力を育むからです。


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1. 集中力:一つのことに粘り強く取り組む力

集中力とは、一つの物事に意識を向け、粘り強く続ける力です。この力が不足していると、簡単な作業に多くの時間を費やしたり、納期を守れずに周囲に迷惑をかけたりすることになりかねません。


学校の授業や宿題に集中して取り組む経験が、この集中力を養い、将来、仕事や様々な活動において効率的に物事を進めるための土台となります。



2. 思考力:自ら考え、相手を想像する力

思考力は、自ら問題を発見し、解決策を考える力、そして他者の感情や立場を想像する力を指します。この力が不足すると、指示待ち人間になったり、相手の気持ちを考慮せずに独りよがりな行動をとってしまったりする可能性があります。


例えば、幼い子供が「ギャン泣き」するのは、この思考力がまだ十分に発達していないためと言えるでしょう。勉強を通して論理的に物事を考え、多角的な視点を持つことで、この思考力は磨かれていきます。



3. 表現力:自分の考えを正確に伝える力

表現力とは、自分の考えや感情を、相手に正確に伝える力です。表現力が不十分だと、意図せず相手に誤解を与えたり、伝えたいことがまとまらずに「結局何が言いたいの?」と聞かれてしまったりすることがあります。


作文や発表の経験をすることで、様々な場面で自分の言葉で考えを整理し、伝える練習をすることで、この表現力は着実に向上します。



勉強は「現在の生活」を豊かにする手段

これらの3つの力は、決して「将来社会に出てから」必要になるものだけではありません。私たちが映画やドラマに感情移入したり、友人とコミュニケーションを取ったりできるのも、これまでに勉強を通して培ってきた「集中力」「思考力」「表現力」のおかげです。

小学生の頃は仲良くなれなかったけど、大人になってから仲良くなれた友達とかいませんか?それは、これらの力が十分に育っていないためです。


このように考えると、勉強は単に知識を詰め込む行為ではなく、**私たちの生活そのものを充実させるための重要な「手段」**であることが理解できます。



勉強は「道具」である

しかし、ここで忘れてはならないのは、勉強があくまで「手段」、つまり「道具」であるという点です。ナイフが良い例ですが、道具は正しく使えば非常に有益である一方、使い方を間違えれば、人を傷つけたり、自分自身を追い込んだりする凶器にもなり得ます。











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