受験期の親の役割:「居心地のいい家庭」と「覚悟」が合格の鍵
- u1901u
- 2月1日
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こんにちは♪
個別指導対応!静岡市の家庭教師スピカの佐藤です。
「うちの子の勉強、もう中学レベルだと教えられない…」そう感じている親御さんも多いのではないでしょうか。
特に専門的なアカデミックな部分は、塾に外注するのが賢明です。では、親が本当に専念すべき役割とは何でしょう?それは、**「居心地のいい家庭づくり」**です。

受験期の「ガラスのハート」を支える家庭の役割
正直、受験期の子どものメンタルは本当に繊細で脆いです。
特に今の多くの子どもたちは、厳しくされてこなかったり、自ら壁を乗り越えた経験が少なかったりするため、「ガラスのハート」を持つ子が多いと感じます。
しかし、受験では容赦なく現実を突きつけられます。模試の判定結果、学校での厳しい面談、受験直前の過去問演習で点数が伸びない…毎日が気分が沈むことばかりで、本当に辛い時期です。私たち指導する側も、日に日に子どもの顔が険しくなっていくのを見るのは、とてもしんどいです。
だからこそ、家庭だけは温かく居心地が良く、前向きな場所であってほしいと強く願います。これは、学校や塾には果たせない役割であり、親御さんにしかできない最も大事な仕事なのです。
受験期に親子の仲が悪い家庭が上手くいかないのは、この「居心地のいい場所」が失われていることが原因の大半を占めます。
「どんな結果でも受け止める覚悟」が親の不安をなくす
受験期に親御さんが抱える不安は様々です。
しかし、その根本に共通するのは、「どんな結果でも受け止める準備ができていない」という心理です。
受験は水物で、結果は最後の最後まで分かりません。だからこそ不安になるのは当然です。
ただ、親御さんは**「どんな結果でも受け止める準備」**をしておく必要があります。
このマインドが完成すると、心理的な不安は一気に解消されます。不安で仕方がない親は、まだ親としての覚悟が決まっていないのかもしれません。
親に覚悟がないと、必ず動揺し、子どもと口論になり、家庭内で親子喧嘩が勃発します。これは受験勉強に悪影響しか与えません。塾で長年受験指導をしている経験から言えば、
親が細かく口出しして良い結果に向かった事例は一度たりとも見たことがありません。ほぼ間違いなく裏目に出てしまっています。
お子さんが安心して目の前の勉強に集中できるよう、親御さんが「居心地のいい家庭」を用意し、「どんな結果でも受け止める覚悟」を持つこと。これが、受験を乗り越える上で最も強力なサポートになるはずです。